



















80〜90's Le Tricoteur Guernsey knit made in UK
¥11,800 税込
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こちらLe Tricoteur(ル・トリコチュール)製のガンジーセーターです。
そもそもガンジーセーターとは何か。
ガンジーセーターとは、イギリスのガンジー島で生まれた漁師用のニットウェアで、これは近年人気が上がっているアラン島で生まれたアランニットの先祖と言われている物です。
今回のブランドのLe Tricoteurは、1964年に創業したブランドで、ガンジー島を含むチャネル諸島でこのガンジーセーターだけを作り続けているブランドです。
近年では大手セレクトショップであるBeamsでも取り扱いがあるようです。
そんな伝統的なブランドのガンジーセーターのご紹介です。
ガンジーセーターは本当に無駄が削ぎ落とされたかなりシンプルなデザインです。ただ現代のニットには見られない独特のディテールもあります。
まず前後の区別がないのが大きな特徴です。首の高さが前後で変わらないという、イギリスのフィッシャーマンスモックにも似た特徴です。これは明かりの少ない船の上で、前後を間違えて着たとしても問題なく動けるようにという目的があります。
また普通のニットにはない一番の特徴は両肩部分の三角のマチ、両脇部分の菱形のマチ(ダイヤモンドガゼット)かと思います。これはヴィンテージのスウェットに付いているガゼットとは意味合いが違います。
スウェットについているガゼットは、耐久性を上げたり汗を吸収するためについているとされていますが、ガンジーセーターについているガゼットは運動量をあげたり、着脱がしやすくなるようにと意味合いがあります。
また肩の部分にあるリブは船のハシゴ、その横にあるガーター編みはロープを、裾に付いているデザインは浜辺のさざ波を表現しているようです。今回調べて初めて知ったのですが、こういう直接的にイラストで船や波を描かず、織りや編みで表現するあたりが本当に素敵だと感じました。
また生地は本当に密度が高いウール生地で、生地の厚みに対して結構重さがあります。ニットなのにかなり防風性が高いのは、この密度の恩恵でしょう。
個人的にかなり前から仕入れたかった1着で、本場イギリスで作られたものをずっと探していました。
デザイン、シルエット、機能性、どれをとってもかなり高水準なこちらのガンジーセーター、この機会に是非。
※脇の下あたりに小さい穴がありますので、ご了承の上ご購入の方、よろしくお願い致します。
※着画モデルの体型は
身長168cm体重57kgのやや痩せ型です。
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¥11,800 税込
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