80's Dickson Jenkins Western Shirt made in USA

SOLD OUT

こちら80年代辺りのアメリカ製のウエスタンシャツになります。

ブランドはDickson Jenkins。調べた感じではアメリカテキサス州のFort Worthという地で発足したワークウェアを作っているブランドかと思います。アメリカのブランドで長い期間服を作り続けているブランドはmade in USAに拘っているような印象があって、今回のブランドも例に漏れずmade in USAに拘っている　50年代辺りのアイテムも出回っているようなので、70〜80年ほどの歴史があります。

今回はそんなブランドの作り出すウエスタンシャツになります。
そもそもウエスタンシャツとは何かという話。別名カウボーイシャツとも呼ばれるこのアイテムは、アメリカ西部のカウボーイの間で着られてきたシャツのことを指します。今となってはアメカジ好きには欠かせない一着としてファッションに昇華されていますが、元々はワークウェアということになります。やはり今僕たちが何気なく着ている服というのは、元を辿れば大体ミリタリーかワークに行きつくというのが面白いところです。

まず一番特徴的なのは肩にあるヨークと呼ばれる生地の切り返し。元々は落馬した際に肩を怪我から守るための生地の補強として採用されたディテールになります。年代が古いものになってくるとこの形の部分だけ柄や色が違う生地が使われている個体もあるのですが、個人的には今回のアイテムのように柄が変わっていないものの方が日常のスタイリングに取り入れやすいと思います。

そしてさらにウエスタンシャツらしいディテールが一際目を引くこのパールスナップボタン。これは落馬などの非常時に引っ張るだけで簡単に脱げるように設計されたのが起源だとされていますが、普段着としても着脱が楽という意味では現代でも有用なディテールかと思います。またパール風の素材が使ってあり、光をさりげなく反射することで独特な雰囲気を醸しています。

そして極め付けはアメリカ製の個体だという点。2000年代に入ってからはどこのアパレルブランドも大量生産が主流となった関係で、相対的に本場アメリカで作られた個体が減少しているため人気が高まっております。ただアメリカ製のもの＝着やすいというわけでもなく、無骨すぎるデザインのものもあるのでなんとも難しいところではありますが。

今回のシャツはあまり無骨すぎない使いやすいデザインなのにも関わらずアメリカ製といういいとこ取りのようなアイテムかと思います。

生地はポリエステル80%コットン20%の混紡生地。薄めではありながらハリ感が強くアメリカ製らしいタフさも兼ね備えた良い生地です。
柄は白地に青のボックスチェック。古着を普段から着ない方でも抵抗なく着て頂ける程よい主張の強さかと思います。さらによく見るとチェックの間に所々銀色のドットが施されています。非常に細かいですが、着てる本人にしか分からないようなディテールはやはり惹かれるものがあります。

本場アメリカで作られたこちらのウエスタンシャツ。落ち着いた柄の為どんなスタイリングにも馴染む一着かと思います。この機会に是非。

Size:着丈87cm肩幅49cm身幅62cm袖丈60.5cm

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※ 着画モデルの体型は
身長168cm体重57kgのやや痩せ型です。